自動車が走るために重要な役割を担うタイヤ。
車が地面と接している部分はタイヤだけですから、タイヤの良し悪しは、車の走行の良し悪しに直結します。
タイヤの空気圧を高く保つと、燃費が良くなるといいます。
タイヤの空気が抜けた自転車をこぐのは非常に苦しいものですが、自動車も同じで、空気が十分に入ったタイヤで走った方がエネルギーの消費は少なく済みます。
このことを、自動車整備士の門倉氏は、アイススケートを例にとって説明しています。
「普通の靴で氷の上に立つより、細い刃の付いたスケート靴で立つ方が、よく滑ります。
地面と接している面積が少ないほど、物はよく滑ります。
よく滑る=移動しやすい=エネルギーの消費量は少ないということ。
タイヤの空気圧が高いほど、地面と接する面積が少なくなり、移動に要するエネルギーも少なくなります。
あまり滑りすぎても危険なので、タイヤには複雑な溝が刻まれて、 接地面積が調整されています。
今、タイヤを製造している会社のいくつかが、燃費改善に役立つ「エコ型タイヤ」の開発を進めています。
横浜ゴムは、ゴム成分を工夫して燃費を4%程度改善し、すり減った表面を張り替えて再利用することもできる
トラック・バス用タイヤの全国発売を、2009年に予定しています。
乗用車用のエコ型タイヤが発売される日も遠くはないでしょう。
また、タイヤの状態を良好に保つことは、燃費面だけでなく、安全面でも、とても重要なこと。
定期的なチェックとメンテナンスを行いましょう!」
